かいよう性虎斑病


・イヨカン生育期の症状 ・イヨカン着色期の症状

・ユズ着色期の症状

生態と防除

病原 ウイルス(カンキツトリステザウイルスのシードリングイエローズ系)
発病品種 イヨカン
発病部位 果実(コハン) ・枝幹部(ステムピッティング)
伝染方法 接ぎ木伝染と虫媒伝染(ミカンクロアブラムシ)
耕種的対策 (1)苗木や高接の穂木は、健全な母樹から採る。
(2)アブラムシ類の防除を徹底する。
(3)耕土の深い肥沃地に定植し、肥量はやや多く施用する。
(4)着果過多や干魃等による樹勢低下を防ぐ。
その他 病原の証明は出来ていないが、ユズ、三宝柑にも同様の症状がみられる。