接木部異常病

・ユズ収穫期の衰弱症状(黄化、落葉、枯れ込み) ・左の接ぎ木部症状
ユズ 接ぎ木部

・10年生大浦早生 ・左の接ぎ木部の拡大図

・接ぎ木部断面図

生態と防除

病原 ウイルス
発病品種 カラタチ台木と穂木品種との接ぎ木部に界層が生じる。
在来の丹生系温州ミカンは全て保毒している。その他に一部温州みかん、ポンカン、レモン、
ユズ等で被害がみられる。
発病部位 接ぎ木部(その結果、樹勢が低下し枯死に至る)
伝染方法 接ぎ木伝染
耕種的対策 苗木や高接の穂木は、健全な母樹から採る
その他 カラタチ以外のユズなどの台木を使用すると病徴は出ない。