イセリヤカイガラムシ


雌成虫
雌成虫 分泌物

雌成虫を裏返した様子(卵のうから孵化幼虫が出てきている)

卵のうを割った様子(卵と幼虫が混在)
卵のう 卵のう2

卵のうを除去した様子(足が六本確認できる)

卵(約1o)
卵のう除去 卵

幼虫
幼虫


・枝に群生している成虫 ・結果枝に群生している成・幼虫
枝に群生 群生している様子

若齢幼虫
若齢幼虫


<天敵>

ベダリヤテントウ

・蛹
蛹



生態と防除

・寄主植物 カンキツ、ナンテン、モチノキ、ヨモギ等
・加害部位 枝、葉
・発育の経過 (雌)卵 ⇒幼虫(3齢)⇒成虫(無翅)。
(雄)卵 ⇒幼虫(3齢)⇒蛹⇒成虫(有翅1対)。
・年間の
    発生回数
3回
・発生時期 5月上〜中旬、7月上〜中旬、10〜11月
(暖地では不斉一な発生となり常に成幼虫が混在する。)
・幼虫期間 40〜50日
・越冬形態 幼虫及び成虫
・産卵数 1世代(5月)400、2世代(6月)1600、3世代(9月)200
・発育期間 卵    …21〜 27日
1齢幼虫…14〜 21日
2齢幼虫…14〜 21日
3齢幼虫…21〜 50日
全期間 …70〜119日
・天敵の種類 ベタリアテントウムシ
 (年間8世代を繰り返し、成幼虫とも捕食する。
成虫1頭の一生の捕食数は200匹にのぼる有力な天敵で
産地全域に分布しており、通常は防除の必要はない)
・防除のポイント 第一回目の幼虫発生初期の効果が高い。
・その他 多発するとすす病が発生する。

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