吸蛾類

・吸汁被害


・生態と防除

加害植物 カンキツの他にモモ、スモモ、アンズ、ナシ、カキ、トマトなど多食性。
加害時期 果実成熟期
寄主植物 和歌山県ではヒメエグリバによる被害が多く、山野に自生する
アオツヅラフジを食草とする。
加害部位 果実
年間の発生回数 3〜4回
発育の経過 卵→幼虫(6齢)→蛹→成虫
成虫発生時期 5月下旬〜10月
越冬形態 幼虫
物理的防除 〜黄色蛍光灯照明法〜
純黄色カラード蛍光灯(40W)を使用。有効距離は10〜20m、
全園の焦土が1Lux以上になるよう地形を考慮し設置する。
開心自然形の果樹の場合、光源を樹冠より2〜3m高くし、
10a当たり5〜6灯の設置を基準とする。
黄色蛍光灯はカメムシに対しても忌避効果がある。
(注)青色蛍光灯はカメムシを誘引するため、被害を多くすることがある。
〜防除網〜
ビニールやテトロン等の網(編み目10〜15mm)で樹を覆う。
〜発生源の除去〜
発生源となるアオツヅラフジを除去する。
薬剤防除 登録薬剤無し。
同時防除 カメムシ類

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