・温州みかん果実を加害中のミドリヒメヨコバイ |
・温州みかんの被害果実 |
・加害間もない温州みかんの症状 | ・被害部の拡大図 |
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・加害から約1ヶ月を経過した温州みかんの症状 |
・寄主植物 | : | カンキツ、カラタチ、キウイ、茶、雑草等。 |
・加害部位 | : | 果実 |
・発育の経過 | : | 卵(新梢組織内)⇒幼虫(5齢)⇒成虫(♂♀とも有翅、2対) |
・年間の 発生回数 |
: | 5〜8回 |
・発生期間 | : | 5月〜11月 |
・産卵数 | : | 約40粒 |
・成虫の寿命 | : | 高温期で1ヶ月、低温期で6ヶ月 |
・越冬形態 | : | 成虫 |
・果実加害期間 | : | 果実着色期〜11月 |
・耕種的防除 | : | 園地周辺の畦畔雑草の防除 |
・防除薬剤 及び時期 |
: | 9月以降に合成ピレスロイド剤や有機リン剤等によるカメムシ等他 害虫との同時防除を行う(極早生温州ミカンでは安全使用基準に注 意する) |
・多発要因 | : | 暖冬で夏期が高温少雨 |
・その他 | : | 類似の症状があるため、ヒメヨコバイを確認したのち防除する。 茶やキウイの栽培園が隣接するカンキツ園地で多発した事例がある。 |