ナメクジ類

・落果果実加害中の成体 ・腐敗した切り株に潜む成体
成体 成体

孵化直後の様子
孵化直後


褐変した花弁を食害する成虫
・はっさく幼果期の被害
被害果

ナメクジの樹上への移行防止対策

・ナメシートの株元への巻き付け ・銅板の株元への巻き付け
ナメシート 銅板
忌避剤を染みこませたシートの効果

生態と防除

・種類 日本には十種類ほど分布するが、茶褐色で背に三すじの
暗褐色の条があるチャコウラナメクジが多い
・加害植物 カンキツ、各種草木など多数
・加害部位 葉、花、果実。カンキツでは開花後に花弁が残っていると被害が多い
・年間の発生回数 2回
・発育の経過 卵⇒幼体⇒成体(雌雄同体)
・越冬形態 成体
・第1世代 越冬した成貝は3月〜4月から活動をはじめ、交尾後土中に産卵し
5月〜6月に発生する
・産卵数 約50粒
・卵〜成体
    までの期間
2〜3か月
・加害時期 開花期から梅雨期の夜間と曇雨天日
・好適条件 湿潤で酸性土壌に多い

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