サビダニ


成虫 卵と成虫

サビダニの寄生状況


幼果実上の成虫(6月中旬)

冬季のサビダニ
腋芽で越冬中のサビダニ 左の拡大図
腋芽で越冬中のサビダニ 左の拡大図
矢印の花弁をはがすと
下の矢印部分に
花弁下で越冬中のサビダニ 左のように
多数のサビダニが越冬していた。

葉上の成虫と被害痕

・温州みかんにおける被害果実 ・温州みかん着色期の果実被害
サビダニ

・清見の果実被害 ・ネーブル収穫期の果実被害
(薬液付着部のみ被害が回避され、斑点となった)

ハッサク収穫期の被害果実
・9〜10月以降に被害を受けた果実 ・7〜8月以降に被害を受けた果実

樹上での被害状況

生態と防除

・寄主植物 カンキツ
・加害部位 果実、新葉
・発育の経過 卵 ⇒幼虫⇒若虫⇒成虫(♀のみ、脚は2対)
・年間の発生回数 約15回
・産卵数 約20粒
・越冬形態 成虫態、鱗片間隙で越冬し、春になると新梢に産卵、
新葉上で発育
・葉上密度最高期 6月下旬〜7月下旬
・果実加害期間 6月〜10月(秋期の気温が高いと被害が急激に増加する)。

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