黄化葉

マグネシウム欠乏による黄化葉
伊予柑の葉における症状 温州みかんの葉における症状

カリ欠乏による黄化葉
宮川早生の葉における症状

生態と防除
マグネシウム欠乏 カリ欠
発症しや
  すい品種
伊予かん、極早生温州みかん 普通温州みかん、ハウス早生
温州みかん、晩柑類
症状 果実周辺部の旧葉において、主脈の両側が
黄化する。
主脈の基部を中心にくさび状に黄化する。
このような葉は冬から春に落葉しやすい。
果実周辺部の旧葉の緑色が退色し
葉縁が黄化、褐変する。
発症条件 強酸性土壌、有機物の乏しい土壌 長期間カリを施用していない園地で
発生が見られるが、本県ではあまり
見られない。
対策 冬期に苦土石灰の施用。カリ肥料、過リン
酸石灰などを控える。
敷きワラ、有機質肥料の施用。
カリの多い有機物を施用。