5)再予備枝設定後(発芽後の予備枝設定)の新梢発生状況

4)では、着花の多い年や樹に対する新梢発生を期待する方法として
発芽後に芽や着花を確認してから行う予備枝剪定方法(再予備枝剪定)
について紹介しました。
 特に、今年のように着花多い樹では、新梢を期待するのと同時に着花を減らすことが重要です。

下記のA〜Cは3つのパターンで処理したその後です。

いずれも5月下旬での状態です。
来年はこの部位に着果させることを目標としています。

A)開花後の予備枝設定とその後の発芽(新梢)状況
設定時には、旧葉やわずかな新梢は残して、着花枝をすべて剪除した。


B)有葉花摘蕾による来年の結果母枝確保
果実品質的には劣る有葉花を摘果(花)し、来年の結果母枝として充実させる。

C)開花後の予備枝設定とその後の新梢発生状況
開花時に着花部位を除き、旧葉やわずかな新梢を残した。
剪除した周辺より新梢が発生しています。



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