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−はじめに−
昭和30〜40年代、ミカン生度量の最盛期は年間400万トンに届こうとしていました。こたつを囲んでの一家団らんにミカンは欠かせないもので、冬の果物といえばミカンでした。ところが、いつの頃からかそのような光景が見られなくなり、これと同調するかのようにミカン生産量は減少し始め、近年では100万トン前半にまで落ち込んでいます。日本の果物産業はどうしてこのような状況にまでなってしまったのでしょうか?。「別に果物を食べなくても他に美味しいものがあるからいいじやない?」と思われるかもしれませんが、最近の研究から果物がヒトの健康に対し、優れた効果のあることが次々と明らかになっています。果物を健康の維持・増進に役立てないなんてもったい無いと思いませんか。 |
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一健康増進に貢献する果物−
カンキツ類を始めとする果物は、これまでに多くの「疫学調査」によって、がんや血管系の病気に対して予防効果があることが判明しています。欧米では生活習慣病の予防の為に果物を積極的に摂取することを准奨しています。しかし日本では、健康のために果物を野菜と同じ感覚で食べるという事例がなく、それどころか果物は糖質が多いために、肥満や糖尿病の危険因子になるのではないかという誤った認識を持つ消費者が多いのが実情です。 |
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一果物の消費量は発展途上国並み−
左の図は国民一人あたりの果物消費量を国別に見たものです。一般的に欧米先進国の果物消費量が圧倒的に多く、発展途上国は少ない傾向にあります。図でも明らかなように、日本は国民一人あたりの年間消費量が、果実ジュースを含めてもわずか50kg弱で、発展途上国レベルの情けない現状です。 |
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一国民の健康増進と果樹産業発展のために一
人々は健康に対して大きな関心をもち多くの投資をしていますが、実は私たちのごく身近にある果物を毎日食べることで、その健康増進効果を充分に期待できるのです。私たちは、果物、特にカンキツ類の健康維持・増進効果を様々な方面から研究し、国民の健康増進と果樹産業の発展に役立ちたいと願っています。このパンフレットはその滅果の一部を紹介させていただきました。 |
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