有田みかんデータベース

有田みかんの有望系統


有田地方の次代を背負うみかんの有望系統を紹介します。
高品質みかんを安定して生産するには、やはり有望な品種
の若木の園地を作ることが大切です。

『あおさん』 
 湯浅町で「興津早生」の一樹変異個体として発見された極晩生温州みかんです。「枝変わり探索事業」により県果樹試験場を中心として、平成25年から果実調査を行ったところ、既存品種との区別性や優位性などが認められたため、令和6年3月12日に品種登録されました。
○特性
 ・熟期が1月以降と遅く、果実は浮皮の発生は極めて少ない。
 ・既存の晩生品種と比較して果皮やじょうのう膜が薄く、早生品種に近い食感であり食味が優れる。
 ・葉の大きさについてはやや小さく樹姿は興津早生に似る。
詳細はコチラ

 『きゅうき』
 有田市宮原町で「向山温州」の苗木に混入していた「1樹変異」と思われ、県果樹試験場において、「枝変わり探索事業」により最も有望な系統と認められた品種で、平成26年2月27日に品種登録されました。
 ○特性
 ・「向山」に比べて浮皮の発生が少ない。
 ・果実品質は「向山」とほぼ同等である。また、じょうのう膜は薄く食味が良い。
 ・中生としては隔年結果性が低く、豊産性と思われる。
詳細はコチラへ(和歌山県HPへ)

 『YN26』 
 県果樹試験場において、「ゆら早生」の珠心胚実生から「ゆら早生」よりも成熟期が早く、着色・樹勢ともに良い個体を選抜し、平成24年1月20日に品種登録されました。
 ○特性 
 ・収穫適期:「ゆら早生」より減酸が早く、収穫期も早い。
 ・糖度:「ゆら早生」と同程度で他の極早生温州みかんよりやや高い。
詳細はコチラへ(和歌山県HPへ)

『ゆら早生』
 極早生としては、糖度が高く、じょうのう膜が柔らかい。果形はやや円形でやや厚い。果皮色は濃い。樹勢はやや弱い。熟期は10月上旬~中旬。宮川早生の枝変わり。
 ゆら早生の生育調査結果はコチラへ

『田口早生』 
 従来の宮川早生や興津早生に比べて、甘み多く、口当たりまろやかである。果実の外観は興津早生と同じ。樹勢は強い。興津早生の個体変異。

『丹生温州』 
  在来品種。樹勢は旺盛。貯蔵向きの品種で12月下旬収穫、貯蔵して2月頃に食味・風味最高になる。

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