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灌水情報  高品質・安定生産につながる灌水情報を提供します
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灌水情報のしくみ
1 高品質なM果を生産できる、果実肥大・生育期の水ストレス適域を明確化
2 有田地方の代表的な土壌における、LWPと体積含水率の関係解明
  • 産地には様々な土壌が混在し、表土の厚さ、保水性等は様々です。
  • 同一のLWPであっても、立地や土壌条件によって体積含水率は異なる数値を示します。
  • そこで、有田地方の代表的な土壌に立地した園地で、土壌の体積含水率を連続的にモニタリングしました。
  • その結果から、LWPの適域に対応した「土壌体積含水率の適域」を明らかにしました。
3 気象経過と土壌体積含水率から、消費水量を予測
  • 気温・降水・日射・湿度といった気象要因の経過をもとに、園地全体から1日に蒸発する可能性がある水分の量(=蒸発散位)を、Penman法に基づいて予測するソフトを大阪府立大学が開発しました。
  • 「実際の消費水分量と蒸発散位の比」 と 「同日の土壌体積含水率」 は、単相関であることを明らかにしました。
  • これにより、気象経過と土壌体積含水率が分かれば、晴天が連続するという想定での水分消費量が推測できます。
               
    ※下図にマウスカーソルを乗せて下さい。
4 次に灌水が必要な日と、灌水量・間断日数を提示
  • 適切な灌水により、②で解明した「土壌体積含水率の適域」を維持することを目的としています。
  • 連続晴天という想定のもとで、体積含水率の下限に到達するであろう日を「次の灌水日」として提示します。
  • そして、上限値に復活させるために必要な水量を、「1回当たりの灌水量」として提示します。
  • その後も晴天が続くと仮定し、再び下限に到達(再灌水が必要)するまでの日数を「間断日数」として提示します。
       
    各園ごとの土壌体積含水率の適域、1回あたり灌水量など 
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和歌山県果樹試験場
〒643-0022 有田郡有田川町奥751-1 【 地図 】
TEL:0737-52-4320 FAX:0737-53-2037 メール:e0703021@pref.wakayama.lg.jp